ドラことば [読書メモ]

◆メモ:

・回想 ドラえもんの制作現場 むぎわらしんたろう(P158-159)

先生はいつも大学ノートを横に開いて、鉛筆でまんが8ページ分のラフ(下案)を作りました。蛍光ペンでページの順番を大きく書いていました。映画の原作となる大長編ドラえもんも、ページ数が違うだけで、まったく同じラフの描き方でした。

(略)

先生はふだん物静かで、どちらかといえば無口なので、多くを語り合う機会がありませんでした。無愛想ではないのです。藤子プロに出社する途中でバスが一緒になることがあると、おしゃべり好きではない先生が、読んでいた本を閉じて話しかけてくるのです。やさしく、さりげない気づかいを感じました。

むぎわらしんたろう
9年間、藤子・F・不二雄氏の元でアシスタントを務めた


・『まんがゼミナール』(小学館)より
ぼくがまんがを描きはじめたころのことをいえば、(中略)自分のまんがを客観視することができなくて、時には自信にあふれ、時には劣等感のかたまりになるというぐあいで、いつもゆれ動いていたようです。こうした気持ちは、プロ作家としてデビューして三十年たった現在でも変わりありません。ひょっとしたら、この気持ちが、ぼくのプロ作家生活を支えていたのかもしれません。

ドラことば心に響くドラえもん名言集

【Tags】
名言
【Category】
その他
【Date】
2011/11/24