人生計画の立て方 [読書メモ]

◆この本を読んだ理由:
本多 静六 さんの三部作を全て読みたくて。
本多 静六 さんに関して読んだ本は、
  『財運はこうしてつかめ―明治の億万長者本多静六 開運と蓄財の秘術
  『私の財産告白
  『私の生活流儀』(読書メモ)に続いて4冊目。

◆概要:
豊かに生きるための指南書。

◆学んだこと:

・人生計画は、焦らず、休まず、怠らず、日に新たなる努力精進をもって、終局において必ず大成するよう、拙速、僥倖、場当たり、投機等の危険をいささかも含めぬこと。(P65)

 *拙速(せっそく)出来は悪いが仕上がりは速いこと
  ⇔巧遅(こうち)たくみではあるが、完成が遅いこと
 *僥倖(ぎょうこう)(1)思いがけない幸運 (2)幸運を待つこと

・凡人も非凡なことができる
 日々の小さな成果、それは一年と積まれ、五年、十年と積み重ねられて、やがては自分の最善の知能と努力を完全な計画遂行にみちびいていく。偉人傑士の大業にしても、多くは日々、一歩一歩の努力の集積の上に打ち立てられたものであって、そこには、秀吉でも、家康でも、ないしは近代における大実業家諸氏でも、必ず高度な計画性の活用のあったことが見出されるのである。(P69)

・処世九則(P70-94)
  第一 常に心を快活に持すること。
  第二 専心その業に励むこと。
  第三 功は人に譲り、責は自ら負うこと。
  第四 善を称し悪を問わないこと。
  第五 本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと。
  第六 常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を蓄えること。
  第七 人から受けた恩は必ず返すこと。
  第八 人事を尽くして時節を待つこと。
  第九 原則として個人間に金銭賃借を行わぬこと。

・山登りの教えるところ(P108-115)
 1.まず、自分の体力と立場、実力と境遇に応じた最も適当なコースを、自分自身でもよく研究調査し、またその道の経験家にも相談して選定することである。
 2.一度決定したコースは途中で変更しないこと。
 3.なるべく軽装をし、不用品を持参せぬこと。
 4.急がず、止まず、怠らぬこと。
 5.途中を楽しいながら登ること。
 6.食物は腹八分目にとること。
 7.無駄道、寄り道をしないこと。
 8.時と場合によっては、急がば回れの必要もある。
 9.近道、裏道をしないこと。

◆読後のAction:
「焦らず、休まず、怠らず」を自分によく言い聞かせる

◆本多 静六さんの略歴
1866年 埼玉県に生まれる
1892年 東京帝大の助教授となり、
    このとき、人生計画をたてるとともに、
    「四分の一天引き貯金」と「毎日一頁以上の文章執筆」という2つの行を開始
40歳で貯金の利息が本俸以上となる。
60歳の定年を期に、財産のほとんどを匿名で寄付。
1952年1月 85歳で逝去。

人生計画の概略:
  40歳までは勤倹貯蓄、生活安定の基礎を築き
  60までは専心究学
  70歳まではお礼奉公
  70歳からは山紫水明の温泉郷で晴耕雨読の楽居

人生計画の立て方

【Tags】
【Category】
ライフスタイル
【Date】
2009/06/09