◆この本を読んだ理由:
創造的なアウトプットを生み出すヒントを期待して。
◆概要:
オリジナリティを生み出す仕事術。
いかにすれば斬新なアイディアを途切れることなく出し続けることができるか(P20)。
「知的生産」とは、インプットしたものをいかにうまくアウトプットするか、ということ(P102)。
◆学んだこと:
・大量の本を読みつつ本を書いているが、最初に選ぶのは小さめの入門書で、その領域を広く浅くカバーしているような本である(P31)。
※入門書でざっくりと「土地勘」をつかむ方法は真似したい。
・デッドラインよりもスタートラインを重視して仕事をする(P59より)。
※締め切りよりも先んじて仕事をするのは本多静六さんの流儀と同じ。
・「仕事」と「作業」を分ける(P62-63)
あらかじめ時間の計算ができるのが「作業」、できないのが「仕事」。
・「フレーム作り」(例:先に原稿全体の枠組みを作ってしまう)(P63)
枠組みを作ると中身を埋めようとする本能が自動的に働くため。
・「知的生産」の鉄則(P103)
1.インプットは速く、多く。
2.アウトプットはじっくり、手堅く。
インプットが遅かったら、いつまでも「作業」ばかりが続き、一向にクリエーティブな「仕事」に入れない。また、インプットの量が少なければ、何の結論も導き出せない。
逆に、アウトプットが性急だと、単なる資料集にしかならない。アウトプットが粗雑だと、鑑賞に堪えるものには仕上がらない。
・アウトプットの5原則(P109-114)
1.材料をきっちりそろえておく
2.あらかじめ構成をしっかり決める
3.とにかく一度書いてみる
4.本丸(いちばん書きたいこと)から攻める
5.批判力を自分に向けて、推敲する
・ひとつのアイディアを思いついたら、それを逆の方向から言ってみると、ぐっと視野が広がり、表現能力(説得力)もアップする。(P157)
<例>
学習の抵抗感をなくす
↓
英語に抵抗感を持っていたら、学習は続かない
まず磐石の基礎を築くことが肝要
↓
基礎を手抜きすると、どんなに勉強をしても砂上の楼閣になりかねない
・サブタイトルをつけると論旨がより鮮明になる(P157-159)
<例> カッコ内がサブタイトル
無知を楽しむ。(われわれが知っているのは物事の1パーセント以下)
作業フレームを作る。(人は本能的にスペースを埋めたくなる!)
必ずサブタイトルを考える。(人は側面攻撃に弱い)
・キラーワードとキラーフレーズをストックする(P160)
<キラーワードの例>
「瞬間最大専門家」「多機能人間のすすめ」「囲い込み読書法」
<キラーフレーズの例>
ベターを尽くせ!
・アイデアをストックするための「三種の神器」(P165-166)
1.「疑問帳」(素朴な疑問をストックする)(P123)
2.「企画集」
3.「自分名言集」(キラーワードとキラーフレーズを出しやすくする)(P163)
◆読後のAction:
・「自分名言集」のファイルを作って、ストックを始めた。
「疑問帳」と「企画集」のファイルも作ってみる。
◆その他
本書内で引用されていた「健康とは何か?」の説明がよかったので、メモ。
『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』より、ジョージ・ヴィソルカスによる健康の説明:
「健康というのは、人が肉体的にも精神的にも感情的にも完全に自由であることである」
「まず肉体的に自由というのは、痛みがないことです。体が快適に感じている状態です。次に精神的に自由というのは、自分中心に考えていないことです。つまり、自分自身や自分の友だち、自分の家族のことだけを考えるのではなく、ほかのいろいろな人のことにも関心を持っているということです。三つ目の感情的に自由というのは、何かにこだわらないことです。たとえばタバコやギャンブルなどにこだわることなく、冷静に考え、行動することです。」 |