ほっとする禅語70 [読書メモ]
これまで自分とは無縁の世界だと思っていた「禅」。それが意外にも身近で、違和感なく、すーっと心に入ってくる言葉(教え)が多いことがわかった。 紹介されている70の禅語のうち、特に気に入ったものをメモ:
◆人人悉道器(にんにんことごとくどうきなり)・・・この世に生まれた人は誰でも道を極める可能性を兼ね備えている ◆松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)・・・一年365日変わらず緑を保つ松の樹だが、春には黄緑色の若々しく柔らかい新芽が出て、濃いグリーンの葉は順に茶になり落ちていく。変わらないように見えても、じっとしているだけでは現状を維持できない。目立たなくても、日々変化・成長していかなくては。 ◆百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)に一歩を進む・・・悟りを求めて修行を積み、高く高く進んでもうこれ以上先がないところが「百尺の竿の先」。そこまで行っても満足せず、もう一歩先に行け!ということ。悟りの境地を得るためにひとり向上したその修行を、一歩進めて「後退」し、人々のために尽くす所に降りていく。退くこともまた前進。目標を達成したときに、それに満足して歩みを停めないことが重要。その位置に満足して留まり執着すると失うことの悩みがはじまる。人生には常に次があるのだ。 ◆工夫(くふう)・・・禅語での意味は、一心に修行に励むこと |
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