あなたの人生を変える手帳術 [読書メモ]

著者の西村さんにとっての手帳とは、「経営資源としての時間を創り出す道具」であるだけでなく、「思考の場」であり、「情報蓄積の場」である、「目標と計画の設定の場」(P5)。
つまり手帳とは、ただスケジュールを書き込むにとどまらず、人生戦略を練り、また日々のビジネスに必要な計画や情報を集中させることで、「これ1冊ですべてOK」という機能性をもたせることに最大の役割がある(P5)。

「これ1冊ですべてOK」という位置づけは、熊谷さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』と同じだと思うし、人生戦略に欠かせないツールという意味でも考え方が共通していると思う。

手帳術の本を読むと、その人の仕事の仕方や生き方、価値観がよくわかる。
西村さんは、

  ・仕事の細分化の方法(ポストイットを使う)  
  ・段取り、予習、先手を打つ

ということが非常に上手で、お手本としたい。

特に、仕事の細分化の方法について、P96-101 が非常に参考になった。
長期プロジェクトについて、実際にやるべき細かな作業1つ1つをポストイットに書き出していく。「お茶の用意」のような小さなことまで、とにかく全て書き出す。
このように全て書き出すことで、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」というストレスや頭の混乱から開放される。
そして、書き出したポストイットを眺めて、「これだけの仕事をやればこの大プロジェクトも全部終わるんだ」と目で納得することができる。
あとは、1つずつやるべきことを片付けていけばいい。

このような「分割」の考えは時間の使い方にもあらわれている。
西村さんは1時間と15分ずる4つに分けるなど、分割して使うのが習慣。
飽きたらすぐに別のまったく種類の異なる作業をあらけじめ用意しておいてスイッチしていくという方法で、作業能率を向上させる工夫をされている。

このように、「大きなものを小さく分けて処理する」というスキルを私もマスターしたいと思う。

もう1つ、すぐに真似したのが、手帳を後から見返したときのことを考え、良かった点は「赤」、反省点は「青」という色分けをすること。「赤」が多いか、「青」が多いかによって、反省すべきことが視覚的に把握できる。(P110-113)
「青」の反省点を中心に読み返すことで、過去の過ちを繰り返さないようにと教訓として生かすことができる。

あなたの人生を変える手帳術

【Tags】
手帳術
【Category】
手帳・ノート・メモ術
【Date】
2008/10/12